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Huion Kamvas Pro 16 V2 の海外レビューまとめ

著者: ペケ最終更新: 2026/07/07

2025年10月発売の Kamvas Pro 16 V2 は、ペンが16,384段階に刷新された一方、画面と接続は2019年設計のまま。日本語の詳しいレビューがまだ少ないこの機種について、海外レビュー3本を読み込み、評価が割れているポイントを日本語で整理します。

Huion Kamvas Pro 16 V2 は、2025年10月に発売された15.6型の液晶ペンタブレットです。参考価格は65,560円。2019年から続くKamvas Pro 16系の改訂版で、ペンが最新のPenTech 4.0世代(筆圧16,384段階)に更新されました。

実はこの機種、日本語での詳しいレビューがまだほとんど見当たりません。そこで本記事では、海外メディアのレビュー3本[1][2][3]を読み込んで、評価されている点と意見が分かれている点を日本語で整理してみます。先に全体の印象をお伝えすると、「ペンは高評価、画面と接続は据え置きで賛否あり」という、わりとはっきりした割れ方をしています。


ペンの評価は高い、ただし更新はペンだけ

V2での変更点は、実質的にペンまわりに集中しています。筆圧は前モデルの8,192段階から16,384段階へと倍増し、PenTech 4.0世代のペン(PW600A)が付属します。描き味への評価は高く、Parka Blogsは2019年の元モデルの時点で「素晴らしい描画性能」だったとしたうえで、V2への更新は「小幅なアップデート」だと述べています[1]

フルラミネート構造で視差はほとんどなく、マットなガラス面の描き心地も好評です。本体には6つのショートカットキーとタッチストリップを備え、金属筐体で替え芯も10本付属するなど、この価格帯としては装備が充実しています[1][2]

「描く道具」としての基本はしっかりしているようです。評価が分かれるのは、その周辺になります。


画面と接続は2019年設計のまま

各レビューが共通して指摘しているのが、ペン以外は据え置きという点です。

解像度は15.6型でフルHD(1920×1080)のまま。同じHuionの16インチ帯にQHD(2560×1440)のモデルが並ぶ現在では、精細さの面で見劣りするという指摘が複数ありました[1][3]。画面の明るさはParka Blogsの実測で141ニト。前モデルの180ニト超からむしろ下がっており、明るい部屋では物足りなく感じられそうな数値です[1]

接続は3-in-1ケーブル(HDMI+USB+電源)で、USB-C 1本での映像接続には対応していません[1]。映像入力はHDMIが前提になるため、HDMI端子やUSB-Aポートを持たない薄型ノートPCやMacBookで使う場合は、変換アダプターを複数用意することになります(アダプターは同梱されていません)。購入前に、お使いのPCの端子は確認しておきたいところです。このほか、スタンドが別売である点や、タッチストリップの動作が不安定だったという報告もあります[2]

Parka Blogsの総括は「V2はペンのアップグレードのみで、ディスプレイや接続性の改善はない」というもので、解像度が上のモデルも候補に入れることを勧めています[1]

Huion Kamvas Pro 16 V2
Huion Kamvas Pro 16 V2
HUION / 液タブ
発売: 2025-10
参考価格 ¥65,560
▶ 詳細・価格を見る

向き不向きがはっきりした一台

ここまで注意点を並べましたが、価格を踏まえると見え方は変わってきます。参考価格65,560円で、16,384段階のペン・フルラミネート・ショートカットキー付きの16インチが手に入るわけです。描き味を最優先して、画面は「描ければ十分」と割り切れる方にとっては、費用対効果の高い選択肢だと思います。海外レビューでも「描画体験を求めつつ出費を抑えたい人向け」という位置づけで一致していました[1][2]

一方、画面の精細さや明るさも重視するなら、同じHuionの Kamvas 16 (Gen 3)(参考価格 79,980円)が有力な代替になります。QHD解像度・sRGB 99%で、ペンは同じPenTech 4.0世代。約1.4万円の追加で画面が一段上がる計算です。本体にショートカットキーがない点だけがトレードオフですね。

Kamvas 16 (Gen 3)
Kamvas 16 (Gen 3)
HUION / 液タブ
発売: 2025-01-01
参考価格 ¥79,980
▶ 詳細・価格を見る

なお他社まで目を向けると、XP-Pen の Artist 16 3rd(参考価格 49,980円)も同じフルHD・筆圧16,384段階のクラスで、価格は一段安くなっています。メーカーをまたいで15〜16インチの候補を見比べたい方は、液タブ選びで失敗しないための6つのポイントのポイント3をどうぞ。USB-C 1本接続にこだわる場合の確認ポイントは、同記事のポイント2にまとめています。


出典一覧

  1. Parka Blogs「Huion Kamvas Pro 16 V2 pen display review」https://www.parkablogs.com/content/huion-kamvas-pro-16-v2-pen-display-review (取得日:2026-07-02)
  2. GameRevolution「Huion Kamvas Pro 16 V2 review: worth buying?」https://www.gamerevolution.com/review/983541-huion-kamvas-pro-16-v2-review-worth-buying-drawing-tablet (取得日:2026-07-02)
  3. Yahoo Tech「Huion Kamvas Pro 16 V2 review」https://tech.yahoo.com/computing/articles/huion-kamvas-pro-16-v2-142710227.html (取得日:2026-07-02)